ケアマネージャー

介護保険に欠かせないケアマネージャー

ケアマネージャーは略してケアマネとも呼ばれたりしますが、正式名称は介護支援専門員と言われまして、国家資格ではなく公的資格になります。

介護保険を利用して介護サービスを受ける要介護者に対して、適切なサービスを選択しケアプラン(介護サービス計画)を経てることが主な業務となります。

利用者の要介護度を見て最適なサービスを選択

介護保険では要介護認定にて受けた介護度に応じて、1ヶ月の支給限度額が違ってきます。

限度額を超えたサービスを利用した場合は、利用者の自己負担となってしまいますので、ケアマネージャーは利用者の心身の状態や家庭環境、支給限度額などから最も適したサービスを選択し、利用者へ提案する必要があります。

介護保険関連の職場

介護保険を利用するためにはケアプランが必要となりますので、介護支援専門員は訪問介護などの居宅サービス事務所などや、施設などに従事します。

ケアプランの作成を専門に行なっている居宅介護支援事業所ならば、有資格者1人で認可されますので、独立して仕事を行うこともできるのです。

仕事量に見合った給料や年収が望まれます

厚生労働省の発表より、ケアマネージャーの平均給料は約26万円であり、年収では370万円前後とされ決して高い収入とは言えないと思います。

ケアプランは1ヶ月の短期プランから6ヶ月や1年などの長期プランまで作成することがあり、利用者の状況に応じてはリプランニングも必要となります。

一人のケアマネージャーが担当する基準件数は、35件とされております。
適切なプランニングを行うためには妥当な件数とされておりますが、40件と60件を超えた場合に、それぞれ1件につき6割、4割という報酬の逓減制が規定されており問題となっております。

人出不足などにより基準件数を超えてしまった場合には、報酬が減算することもありますので、適切な報酬を受けることができていないというのが実状です。

介護支援専門員の資格を取得する方法

ケアマネージャーになるには介護支援専門員の資格を取得する必要があります。

資格を取得するためには毎年1回行われる介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、1年以内に実務研修を受ける必要があります。

経験が必要とされるからこその受験資格

ケアプランは利用者の生活はもちろん、介護状態を抜け自立できるまでに回復する可能性をも左右する大切なものです。

要介護者と実際に面談し、最適なケアプランを作成するには、介護に関する深い知識が必要とされることから、受験資格は介護福祉士や社会福祉士などの有資格者でも実務経験5年以上と規定されております。

無資格者の場合は、介護・福祉関連施設での10年間もの業務経験が必要となります。

試験の概要

介護支援専門員実務研修受講試験の実施日は毎年10月下旬に行われ、12月上旬に合否が発表されます。受験申込は6月から8月の期間で行われます。

合格率は第1回の44.1%から年々低くなってきておりまして、平成21年度の合格率は23.6%でした。

ステップアップのための資格

介護福祉士や看護師・准看護師の資格を持つ人の受験者数・合格者数が多く、介護保険制度の知識を深める目的の他に、業務に幅をもたせるというメリットもありまして、介護保険利用者のさらなる増加を考えると人気の資格ともいえるのです。

有効期間があります!

介護支援専門員には他の資格などにはない有効期間がありまして、資格取得から5年毎に更新研修を受けなければいけません。介護保険制度自体が見直しされることや、知識・技術などの向上・維持の意味も有り行われているそうです。

研修は年間で前期・後期の2回、3日から4日にて行われております。
研修の日程は各地区により違いまして、5月から10月の期間で行われております。

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