福祉住環境コーディネーター

公的資格を活かした福祉活動

福祉住環境コーディネーターは東京商工会議所が認定している公的資格であり、1級から3級までがあります。

1級、2級、3級の資格基準

3級は介護福祉に関する一般的な基礎知識が要求され、2級は3級に比べより専門的な介護、医療環境や建築に関する知識が要求されます。
3級、2級試験には受験資格はありません。

1級を受験する場合には2級取得済みという条件がありまして、住宅の新築や改築に関わる知識や、住宅に留まらず福祉施設や公共機関などにおける福祉環境整備に関わる広い知識が必要とされます。

試験の概要

試験日と受験申込日

試験は毎年2回各級に分かれて行われておりますが、1級は1回のみ行われております。

試験日は7月中旬と11月下旬に行われており、1級は11月のみとなります。

受験の申し込みは7月試験が4月末から5月末まで、11月試験が9月上旬から10月上旬までとされております。

試験は全国の商工会議所にて行われます。

合格通知と合格率

合格発表は郵送にて行われておりまして、7月試験では8月下旬に、11月試験では3級と2級は1月上旬に、1級は3月下旬を目処に通知されております。

合格率は年度によりばらつきがありまして、3級で40から70%、2級で20から50%、1級では4%前後となっております。

介護関連有資格者のステップアップとして

ホームヘルパーや介護福祉士、ケアマネジャーなどの資格保持者が、介護知識を深めるため、また仕事の幅を拡げるために資格を取得する人が多く見受けられます。

特に2級以上の資格を取得した場合には、実際に業務に就くことができますので、受験資格や研修などもないことから人気の資格です。

住環境整備の充実のために

1級と2級を受験する人のなかには建築士の資格を取得している人も多くおります。
今後さらに加速するであろう高齢化を考えると、建築士が福祉住環境コーディネーターの資格を取得することで、バリアフリー住宅などを建てる場合に良いアピールになると考えられます。

通信教育による勉強が有利です!

テキストを購入し独学で勉強することでも合格の望みはありますが、通信教育により計画的に勉強した方が合格率は高くなります。

教育訓練給付制度を利用することができますので、現在働いている人でも比較的取得しやすい資格といえます。

他業種との協力が必要な仕事内容

福祉住環境コーディネーターの主な仕事は、介護を必要とする人の住まいや施設にて、バリアフリー化などによる過ごしやすい環境を提案することや、要介護者が日常生活を送るために便利な、福祉用具の紹介などになります。

介護保険制度の住宅改修サービスや福祉用具貸与・販売サービスにより、その需要は高まっております。

連携することでより良い仕事ができます

介護に関する知識や建築に関する知識は持ち合わせておりますが、実際に介護にあたっている介護福祉士や、障害の状況などを把握している医師、実際に家の改修などを行う建築士と情報の連携を行い、協力して利用者に最適な過ごしやすい環境を作ります。

介護と建築という関連はあるが、お互いに知識がない関係者のまとめ役・橋渡し的な役割がコーディネーターにはあるのです。

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